セクシュアル・ハラスメントには、おもに次の二つのタイプが考えられます。ひとつは、………(省略)。もうひとつは、不快な言動によって、教育・研究環境をはじめ、職場や生活環境を悪化させるもので、「環境型」と呼ばれています。例としては、「公開の場で、同席者に不快にさせるようなワイセツな話をする」、あるいは、「相手方の身体的特徴や性的嗜好をからかいの対象とする」などがあります。
「II セクシュアル・ハラスメントとは〔二つのタイプ〕」より抜粋(強調編者)
セクシュアル・ハラスメントの根底には、世間によく聞かれることばですが、「男のくせに根性がない」、「女子学生は研究指導のしがいがない」などという発言にあらわれているような、女性あるいは男性の社会的性別役割を固定的にしか見ない態度が存在していることにも注意しなくてはなりません。女性・男性に対して、このように固定化された性別役割を押しつけることを、ジェンダー・ハラスメントともいいます。
「III セクシュアル・ハラスメントを防止するための基本的な心構え〔ジェンダー的社会通念の払拭〕」より抜粋